第316回 粒々辛苦

9月ももう中旬です。ブログを更新していると、「あ〜もう中旬か」って、なんだか時が経つのが早く感じます。
周りの農家さんも稲刈りを本格的に開始されて、亀岡圃場ではコンバインがいたるところに見受けられるようになりました
こちらのネギも2作目が始まり、2度目の定植、冠水、畝たてが始まっています。
この時期はヨトウムシも大量に発生するので、防除も欠かせません。
今日も防除を行ないました!そんでもって、今日は自社で使ったことの無い薬を使ってみました。

こちら。「ササラ」です。これは展着剤といって、葉に薬をくっつけるための薬です。
私達が今使っているのは、「スカッシュ」という展着剤です。
「くっつけるための薬に違いなんてあるんか〜?」と思っているかもしれませんが、実は結構違いがあるんです。

まずは色。左がササラ、右がスカッシュです。
スカッシュはどちらかというと茶色に近い色。対してササラは無色透明。
色で利点汚点はありませんが、無色というだけで少し安心感が得られます。私だけでしょうか・・・?
そして次に倍率。混ぜる量ですね。
実はスカッシュよりササラのほうが混ぜる量は少ないのです。
例えば、100リットル農薬を撒く場合、スカッシュは100ミリリットル必要ですが、ササラは50ミリリットルでOK!なんだかお得ですね
そして実際に混ぜて散布をしてみると、農薬の葉のつき方がぜんぜん違いました。
ネギはまっすぐに伸びているので、側面に対しては少しつきにくいのですが、ササラはしっかりピッタリ付いてくれました。ネギ栽培にはこちらのほうが向いているのかも・・・


今日の一枚。撮影者は浅尾さん。赤とんぼがネギに止まってます。
日が経つにつれて赤トンボの数が増えてきました。もうすっかり秋ですね!

記載者:大石

コメント
こんにちは。
スカッシュは浸透性で、今年からりんご栽培の防除組合でダニ剤をいれる際に使い始めました。

(機能性展着剤は使用する薬剤との問題に注意ですね。)

ダニ剤を入れない普通の殺虫剤の場合はマイリノーですが、今年のようにいつ大雨があるかわからなくなりましたら、6月以降はアビオンE あるいは ササラで付着効率を上げるというように変えてます。

気候が変わりましたから、処方する薬剤も変えてきてます。
  • B4
  • 2014/09/07 7:41 AM
>B4様

コメントありがとうございます。
展着剤を使い分ける事で薬剤の本来の薬効が発揮できるんですね!
私どもは、ササラを「展着率」と「泡立ちにくさ」に注目して選びました。
もっと他の展着剤を見て、十二分に薬効を発揮させられるように殺菌剤・殺虫剤だけでなく展着剤も選定していきたいと思います。

アドバイスありがとうございました!
  • 大石
  • 2014/09/09 5:46 PM
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